Pちゃん通信 第62号|テストで「解けたはず」を点数に変える方法|中学生の期末テスト対策

「家では解けたのに、テストになると間違えてしまうんです」
中学生のお子さんについて、こんなご相談をいただくことがあります。しっかり勉強してきたのに、問題の読み違いや計算ミス、時間切れで点数につながらない。本人も悔しいですし、見守る保護者の方も気になりますよね。
家庭教師の熱血先生は、1998年の創業以来、学年や得意・苦手に合わせた学習をお手伝いしてきました。今回は、期末テストの本番で「解けたはず」を点数につなげるための4つの工夫をご紹介します。難しい問題をたくさん解くことだけが対策ではありません。
まず答えたい、保護者の方の3つの疑問
Q1. 家では解けるのに、テストではなぜ点数を落とすの?
問題文の読み違い、途中計算、答案への書き写し、時間配分など、知識以外の部分で失点することがあるからです。まずはミスの種類を分けて、どこでつまずいたかを確かめましょう。
Q2. テストは最初の問題から順番に解いた方がいい?
必ずしもそうとは限りません。はじめに全体を見て、解きやすい問題から取り組み、難しい問題は印をつけて後から戻る方法もあります。教科や出題形式に合わせて練習しておくことが大切です。
Q3. ケアレスミスを減らすには、見直しは何分必要?
まずは最後の3〜5分を見直しに残すことを目標にしてみましょう。テストの長さや問題数に応じて調整し、問題文・計算・単位・解答欄など、確認する場所を決めておくと動きやすくなります。
① 最初にテスト全体をひと通りチェックする
問題を配られたら、いきなり1問目に飛びつかず、まず全体の構成を確認します。
- 大問はいくつあるか
- 配点の高い問題、時間のかかりそうな問題はどれか
- 最後まで解く時間と、見直す時間を確保できそうか
配点が書かれていない場合は無理に推測せず、問題数や難しさを目安にしてください。全体像を知っておくと、特定の問題に時間を使いすぎることを防ぎやすくなります。
② 「解けそうな問題」から確実に取り組む
得意な単元や基本問題で着実に点を取ることは、定期テストでも高校受験でも大切です。例えば数学なら計算・基本問題、英語なら取り組みやすい語句や文法問題など、比較的自信のある問題から進める方法があります。
ただし、飛ばした問題は忘れないように印をつけること。解答欄のずれにも注意しましょう。順番を変える練習は、学校のワークや過去の問題を使ってテスト前に試すのがおすすめです。
③ 難しい問題は、いったん飛ばしてもいい
「この問題、もう少しで解けそう」と粘るうちに、後ろの問題まで手が回らなくなってしまうことがあります。
考えてもすぐに方針が立たない問題には目印をつけ、できる問題を先に進めてから戻ってみましょう。もちろん、記述式など途中の考え方も評価される問題では、書けることを残す判断が必要です。
目的は難問を諦めることではなく、取れるはずの点数を取りこぼさないことです。
④ 最後の3〜5分を「見直し時間」にする
時間が残ったら、何となく答案を眺めるのではなく、確認する順番を決めておきましょう。
- 問題文:「正しくないもの」「すべて選ぶ」などの指定を読み違えていないか
- 計算:符号、桁、小数点、途中式に見落としがないか
- 解答欄:番号のずれ、書き写し、空欄はないか
- 単位・表記:cm・m・%、漢字、英単語のつづりなどを確認したか
例えば、問題文に「理由を二つ」とあれば、答えが一つだけになっていないかを見ます。最後にどこを確認するかまで練習しておくと、本番でも落ち着いて行動しやすくなります。
家庭でできる、テスト前の短い練習
テスト前に1回、学校のワークや練習問題を制限時間つきで解いてみるのも一つの方法です。「最初に全体を見る」「難問に印をつける」「最後に見直す」までをセットで練習します。
保護者の方は、「どうして間違えたの?」と責めるよりも、「時間は足りた?」「問題は最後まで見られた?」と聞いてみてください。お子さんと一緒に、次のテストで変えられそうなことを一つ決めるところから始められます。
動画でもご紹介しています
今回の肉声リールでは、テストで「解けたはず」を点数に変える方法を、約65秒でお話ししています。
なお、テストが返ってきた後の見直しについては、Pちゃん通信 第60号「テストは受けた後が大事!見直し法3選」でもご紹介しています。本番中の工夫と、返却後の復習をあわせて取り入れてみてください。
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Pちゃんより

テストは、難しい問題から頑張らなくてもいいんだよ。
できる問題を大切にして、最後にもう一度チェックしてみよう。
「解けたはず」を、一つずつ「解けた!」に変えていこうね。

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