Pちゃん通信 第65号|中学受験の過去問・模試で点数が伸びない!今からできる対策3選

「過去問を何度も解いているのに、点数が伸びない…」
「模試の結果を見るたびに、第一志望校に届くのか不安になる…」
中学受験を控えたお子さんの保護者の方からすると、気になる時期ですね。
11月になると、過去問演習や模擬テストに取り組む機会も増えてきます。
一生懸命勉強しているのに結果が出ないと、もっと難しい問題を解かせた方がよいのか、それとも基礎に戻った方がよいのか、迷うこともあるでしょう。
でも、問題集を新しく増やす前に、ぜひ見直してほしいことがあります。
過去問や模試は、解いた後の復習が大切です。
今回は、1998年創業の家庭教師の熱血先生が、今から取り組める3つの対策と、ご家庭でできる復習の進め方をご紹介します。
まず答えたい、保護者の方の3つの疑問
Q1.中学受験の過去問で点数が伸びないときは、何を見直せばいい?
A.間違えた問題を「知識不足」「解き方の理解不足」「時間切れ」に分けてみましょう。
同じ不正解でも、間違えた原因によって必要な対策は違います。
覚えていない知識があれば確認し、解き方がわからなければ基本に戻り、時間が足りなかった場合は問題を解く順番や時間配分を見直します。
まずは、何が原因だったのかを整理することが大切です。
Q2.模試で正答率が高いのに間違えた問題は、なぜ優先して復習するの?
A.基本的な知識や解き方を確認し、次のテストで得点につなげられる可能性があるからです。
正答率が高い問題は、多くの受験生が正解できた問題です。
そうした問題を落としている場合、知識の抜けや解き方の確認不足などがないか見直す価値があります。
ただし、正答率だけで判断せず、志望校の出題傾向や、お子さんの苦手分野も考慮しましょう。
Q3.過去問や模試の解き直しは、いつ、どのように行えばいい?
A.解説を確認した後、答えを隠して自分の力で解き直し、翌日にも再確認しましょう。
解説を読んで理解したつもりでも、実際に一人で解けるとは限りません。
時間を意識して再挑戦し、翌日も解けるか確かめることで、復習が必要な部分を見つけやすくなります。
対策① 間違いの原因を3つに分ける
模試や過去問の結果を見ると、どうしても合計点や偏差値に目が向きがちです。
もちろん、それらも大切な情報です。
ただ、次の勉強につなげるためには、間違えた問題の中身を確認する必要があります。
1.知識不足
例えば、理科の用語を覚えていなかった、社会の地名や出来事を思い出せなかった、といった場合です。
このような問題は、必要な知識を整理して覚え直し、翌日にもう一度確認してみましょう。
2.解き方の理解不足
算数の文章題などで、解説を読めばわかるけれど、自分では解き始められなかった場合です。
この場合は、いきなり難しい類題を解くよりも、基本的な例題に戻って考え方を確認する方がよいことがあります。
解説を閉じて、途中式や考え方を自分で説明できるか確かめてみましょう。
3.時間切れ
時間さえあれば解けた問題なのか、そもそも解き方がわからなかった問題なのかを区別します。
時間が原因なら、問題を解く順番や、一問にかける時間を見直す必要があります。
「間違えた」という結果だけでなく、「なぜ間違えたのか」を確認することが、復習の第一歩です。
対策② 正答率が高い問題から優先して復習する
今回、特にお伝えしたいのがこのポイントです。
中学受験では、難しい問題が解けるようになることも大切です。
しかし、限られた時間の中で、すべての難問を完璧にしようとすると、基本的な問題の復習に時間を使えなくなることがあります。
そこで注目したいのが、模試の成績表に掲載されている問題ごとの正答率です。
まず確認したい問題
次のように分けて考えてみましょう。
- 優先度が高い問題:正答率が高いのに、自分は間違えた問題
- 次に確認したい問題:正答率が中程度で、復習すれば解けそうな問題
- 時間をかけるか判断したい問題:正答率が低く、理解に時間がかかる難問
これは絶対的な順番ではありません。
志望校の傾向や配点によって優先順位は変わりますが、復習する問題を選ぶ際の一つの目安になります。
例えば、模試で10問間違えた場合
すべてを同じ時間で解き直すのではなく、まず正答率が高かった問題を確認します。
その中から、解説を読めば理解できそうな問題を選び、翌日も自分で解けるか確かめましょう。
最初から10問すべてを解き直そうとするより、まず3問を確実に解けるようにすることも一つの方法です。
家庭教師の熱血先生でも、実際の指導において、模試の正答率が高い問題を優先して復習することを重視しています。
今のお子さんが得点につなげられる問題を、一つずつ増やしていくことが大切です。
対策③ 時間を測って解き直し、翌日も確認する
間違えた問題の解説を読んで、「なるほど、そういうことか!」と思うことがあります。
でも、そこで復習を終わらせてしまうのは少しもったいないですね。
理解した内容を、実際に自分の力で使えるか確認してみましょう。
おすすめの復習手順
- 間違えた理由を確認する
知識不足なのか、解き方の問題なのか、時間切れなのかを整理します。
- 答えを隠して解き直す
解説を見ずに、最初から自分の力で解いてみます。
- 時間を測って再挑戦する
慣れてきたら、本番の時間配分も意識して取り組みます。
- 翌日、もう一度確認する
前日にできた問題を、翌日も自分で解けるか確かめます。
翌日に解けなかった場合も、必要以上に落ち込むことはありません。
まだ十分に理解できていない部分が見つかったと考え、そこを重点的に復習しましょう。
また、テスト本番では問題の難しさに応じて時間を配分することも重要です。
一問に時間をかけすぎない練習も、少しずつ取り入れてみてください。
保存版|過去問・模試の復習チェックリスト
模試の結果が返ってきたら、親子で次の5つを確認してみませんか?
- □ 間違えた原因を3つに分けた
- □ 正答率が高いのに間違えた問題を確認した
- □ 復習する問題の優先順位を決めた
- □ 解説を閉じて、時間を意識して解き直した
- □ 翌日も自分の力で解けるか確認した
すべてを一度に完璧にする必要はありません。
まずは、優先順位の高い問題を数問選ぶところから始めましょう。
保護者の方におすすめしたい声かけ
模試の結果が返ってくると、つい「何点だった?」「偏差値はどうだった?」と聞いてしまいますよね。
もちろん、結果を確認することも必要です。
ただ、そこから一歩進んで、こんな声かけをしてみてはいかがでしょうか。
「次のテストでは、どの問題を正解できるようにしようか?」
過去の結果を責めるのではなく、次の行動を一緒に考える言葉です。
お子さん自身が「次はこの問題を解けるようにしたい」と思えることが、前向きな復習につながります。
保護者の方が難しい問題をすべて教える必要はありません。
間違えた問題を整理したり、復習する順番を一緒に考えたりすることから始めてみてください。
中学受験の過去問対策に家庭教師ができること
家庭教師の熱血先生は、1998年創業。
中学受験では、塾の授業や宿題に加えて、過去問・模試の復習を進めなければならないご家庭もあります。
そのようなとき、お子さん一人ひとりの理解度や志望校に合わせて、学習の進め方を考えられることが家庭教師の役割の一つです。
例えば、
- 過去問や模試の間違いを一緒に分析する
- 正答率や志望校の出題傾向を参考に復習の順番を決める
- 苦手な単元に戻って基本から確認する
- 制限時間を意識した問題演習を取り入れる
といった指導が考えられます。
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中学受験に向けた指導については、こちらもご覧ください。
動画でも紹介|中学受験の過去問・模試、点数が伸びないときの対策3選
Pちゃん通信第65号では、今回の3つの学習ポイントを動画でもご紹介しています。
過去問や模試を解いた後の復習に、ぜひお役立てください。
まとめ|過去問・模試は「解いたあと」が大事!
中学受験の過去問や模試で点数が伸びないときは、次の3つを意識してみましょう。
- 間違えた原因を分類する
- 得点につながる問題を優先して復習する
- 時間を測って解き直し、翌日も確認する
難しい問題をたくさん解くことだけが受験対策ではありません。
今のお子さんが理解できていない部分を見つけ、一問ずつ自分の力で解けるようにしていくことも大切です。
第一志望校合格に向けて、残された時間を有効に使っていきたいですね。
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「過去問の復習をどう進めればいいかわからない」
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Pちゃんより
過去問や模試で思うように点数が取れないと、焦っちゃうよね。
でも、間違えた問題は、次にできるようになるためのヒントでもあるんだ。
難しい問題ばかりを追いかけず、まずは自分が解けそうな問題から!
一問ずつ、自分の力で解ける問題を増やしていこうね。
Pちゃんも応援しているよ!

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